N タンクコンテナをつくる

Nn3レイアウト用に郵便配達車を制作しておりましたが、久しぶりのデカール貼りが楽しくなりこんなものをつくってみました。

f:id:tomibetucyo:20210922165709j:image

ペアーハンズさんのUT8Aタンクコンテナ 北海道乳業函館工場のキットを組み立てたものです。

メーカーさんもタイプとうたっていますので、雰囲気重視で、デカール貼りを楽しみます。


f:id:tomibetucyo:20210922165651j:image

工作途中の姿で、ホワイトメタル製のタンクの下処理中ですが黄色に塗装したフレームはこの後黄橙色に変更しました。


f:id:tomibetucyo:20210922171034j:image

パーツを取り付けたタンクをシルバーに塗装し、デカール貼りを十分楽しんだ姿です。

実物は、北の大地から不二家さんの富士裾野工場に練乳を運んでいるようで、あのミルキーの原料を運搬しているわけですね。

今日はちょっと甘いお話になりました。

 

 

引っ越しと試運転

少しずつ変わりゆく気候に促され、またまた1/80レイアウトの引っ越しです。

今回は分割しないまま一人で南に面した和室まで運びましたが、軽量なこともあり接続部分にも問題無く 無事に移動することが出来ました。


f:id:tomibetucyo:20210830150014j:image

最初は、床の間の前に仮置きしていましたが、家具を移動してここに落ち着きました。(以下の画像は仮置き時のものですのでご了承ください)

レイアウトの傾きを調整して設置完了です。


f:id:tomibetucyo:20210829145721j:image

この部屋には、既にスタンドに納めた分割式のN版レイアウトと展開用の座卓を準備してありますので、1/80と1/150世界を一緒に楽しむことが出来ます。

全体のほこりを払い線路のクリーニングを行い、試運転「出発進行!」です。


f:id:tomibetucyo:20210829153158j:image

せっかくですから、ここで基本的な運転についてあおぞら号の運用を見ながらお話ししておきましょう。


f:id:tomibetucyo:20210825083322j:image

以前にもご説明しましたが、この丹音別線は 宇津内と浜床を結ぶ新路線で途中に豊国、丹音別、学園前、兄別(この周辺をN版レイアウトにて制作)の4つの停留所があるとの設定です。


f:id:tomibetucyo:20210829211913j:image

宇津内に車輌留置が出来ないため、全ての列車はここ丹音別を始発としており、始業点検を終えた車輌はターンテーブルを通り始発ホームに停車し、宇津内に向かいます。


f:id:tomibetucyo:20210829155028j:image

エンドレス内の一区間を豊国や宇津内と妄想しながら、一旦停車させた後に逆転スイッチを切り換えれば列車は浜床に向け出発することになるわけです。


f:id:tomibetucyo:20210829155332j:image

丹音別に近づいた列車は右側の延長部へと向かう線路のホームに停車し、学園前へと向かいます。


f:id:tomibetucyo:20210829155628j:image

ルピナスの花が咲く踏切を越え急勾配の下り坂を降りて列車は地下のリバース線に入って行きます。


f:id:tomibetucyo:20210829153713j:image

列車がリバース線内を走行中に逆転スイッチを切り換えておけば、あたかも浜床にて折り返して来たかのような列車が上り坂で喘ぐ姿が目に入ってきます。


f:id:tomibetucyo:20210829160017j:image

再度 丹音別のホームに停車し、エンドレスを先ほどと同じように走行します。


f:id:tomibetucyo:20210830151633j:image

宇津内から戻って来た列車は今度はターンテーブルのある線路に入りホームにて全ての乗客と荷物を降ろし、疲れた体を休めに車庫へと戻っていくのであります。


f:id:tomibetucyo:20210829190346j:image

旅客列車は浜床までの運行ですが、各地から集められた生乳は丹音別の集乳所から兄別の加工所(バター工場)まで専用のタンクカーにて運搬され、一部は富別近くの猫印乳業や大正乳業の工場へと出荷されていると想定しています。

さて、今日もすべての作業が終了しました。

汗もかきましたし 一風呂浴びて帰りますか。

小さな工作

ずーっとやらなければとおもいながら、なかなか出来なかったことのひとつが、このバリケードの設置でした。


f:id:tomibetucyo:20210817160309j:image

ミルクスタンドの駐車場から集乳所敷地内への進入を防止するためのものです。


f:id:tomibetucyo:20210817085512j:image

燿銘堂さんのバリケード(B)というキットは、大分前に入手していましたが、なかなか手が動きませんでした。

工作そのものは難しくありませんが、キットの繊細さを損なわないよう留意しました。


f:id:tomibetucyo:20210817151406j:image

切り離したエッチングパーツは、折り曲げて瞬間接着剤で接着しましたが、今回は使用する1台だけを組み立てました。


f:id:tomibetucyo:20210817155334j:image

手持ちの黄橙色にスプレーし、乾燥後アクリル絵の具で赤色にしたボートにちょっと失敗しちゃいましたが車両通行止のインレタを貼り付け完成です。

何らかの事故が起こる前に設置することができ 一安心です。

職員用風呂場 10 完結編

今日は最後に屋根を仕上げ レイアウト上に設置し、作業を完了したいとおもいます。

オリジナルは波板葺きですが、菱葺きに変更し北海道らしさを表現します。


f:id:tomibetucyo:20210813175108j:image

屋根板は 説明書に波板カット用の寸法入りの図がありますので、短縮した分と菱のサイズを考慮して、アドバンスさんの菱葺きペーパーより切り出しておきます。


f:id:tomibetucyo:20210813175140j:image

今回は、黒っぽい色にしようとおもい、板状のまグレーのマーカーで染めてみたところ、茶色系のいい色になりましたので、このまま使用することにしました。


f:id:tomibetucyo:20210814091924j:image

説明書を参考に煙出し部分のペーパーを切り取り、棟板も準備しました。


f:id:tomibetucyo:20210814104855j:image

この屋根は取り外し可能にしますので、先に煙出し部分を本体に仮付けし 屋根のベースを正確な位置に接着しますが、浮いて来ないよう注意します。


f:id:tomibetucyo:20210814121343j:image

あとは 菱葺きペーパーと棟板を貼り付け、煙出し部分も同様に仕上げ出来上がりです。

入口には庇がありませんので、雪止めを付けておきました。


f:id:tomibetucyo:20210814131655j:image


f:id:tomibetucyo:20210814131750j:image


f:id:tomibetucyo:20210814131851j:image

煙突は はしご状の支柱のあるタイプに変更しようとも考えましたが、キット付属のものを上部のパイプを貫通させ 無塗装でボイラー室?上部に取り付けました。


f:id:tomibetucyo:20210814141037j:image

設置場所は整地も済んでいますので、地面の孔に照明のリード線を通し両面テープで貼り付けます。

あっ、孔位置を左右逆に開けてますね!


f:id:tomibetucyo:20210814145024j:image

正しい位置に開け直し、灰皿とベンチも並べて設置完了です。

移築したばかりですから、周囲には丈の短かな草をまばらに植えましょうか。


f:id:tomibetucyo:20210814141728j:image

地下の配線も済ませ、職員用風呂場の完成です!

せっかくですから内部もご案内したいのですがこの時間は女性職員の入浴時間帯ですので また改めてご案内させていただきます。

ぜひタオル持参でお越しください。

お待ちしております。

 

これにて「夏のお風呂2題」終了といたしますが、またNn3レイアウトの制作に戻りますのでこちらの富別町営軌道丹音別線の更新はスローペースになりそうです。

よろしければ、アメリカンスタイルのNn3レイアウト制作記もご笑覧くださいませ。

(https://tomibetucyo-n.hateblo.jp/)

※間違いがありましたので、訂正いたしました。

 

 

職員用風呂場 9

枠状に接着した4面の外壁に [職員用風呂場 3] にて用意しておいた下見板を張っていきます。

内装の工作に結構時間をかけてしまいましたが、直ぐ作業に入れますので 今日中には終わらせたいとおもいます。


f:id:tomibetucyo:20210812235846j:image

コーナー部分の処理を考え、両妻板からスタートしました。


f:id:tomibetucyo:20210813100426j:image

窓や戸に当たる部分は、適宜 STウッドをカットしながら根気強く続けていきます。


f:id:tomibetucyo:20210813100500j:image


f:id:tomibetucyo:20210813100520j:image

どうにか、4面すべてを張り終えました。

接着剤の固着を確認した後 窓枠のグレーを少し濃くし、逆に下見板はアルコールを含ませた綿棒で拭いて少し色を落とし、全体のバランスを調整しました。

次回は、屋根を仕上げて 出来上がりとしたいものです。

 

職員用風呂場 8

そろそろ下見板を張る準備にはいります。


f:id:tomibetucyo:20210812100812j:image

画像中央の壁面のように、各窓と入口の周囲に細切りにしたグレーの紙を貼り付けていきます。


f:id:tomibetucyo:20210812111744j:image

付属の窓と戸はレッドブラウン塗装後下部にジャーマングレーをスプレーし、裏面に同サイズにカットしたアクリル板を接着し、壁面内側とツライチに取り付けます(これでは、戸が開けられない構造ですが 苦笑)。


f:id:tomibetucyo:20210812130814j:image

なお、戸の一部を板張りと曇りガラスにした以外は透明ガラスとしました。


f:id:tomibetucyo:20210812141416j:image

この段階で四方の壁同士を接着し、固着を待ちます。

また、ベースの板の周囲はコンクリートとしてグレーに手塗りしておきます。

これで次回から ようやく下見板の工作に入れそうです。

職員用風呂場 7

今日も照明の続きからスタートします。


f:id:tomibetucyo:20210811120729j:image

先ずは、地面に照明の配線用に孔を開け、f:id:tomibetucyo:20210811120916j:image

地下の電源ターミナル間のリード線を準備しておきます。


f:id:tomibetucyo:20210811120708j:image

LEDの配線もはんだ付けし、下に落とし込めるよう壁面に接着しておきます。

 

f:id:tomibetucyo:20210811132757j:image

テストを兼ねて点灯してみました。


f:id:tomibetucyo:20210811161214j:image

有り合わせの材料で浴室内のカランや湯桶 風呂イス 鏡 等をつくり それぞれ接着し、脱衣かごの一部には服を入れて内装は出来上がりとなります。


f:id:tomibetucyo:20210811163241j:image

入り口脇の灰皿もつくり、ベンチと並べ置く予定です。