今回は 下廻りの組み立て記事です。
このキットの主工作は 動輪の組み立てで、3DP製の車輪を治具に入れ裏側をヤスって厚さを揃えるのですが、組み立て説明書にも 治具を少し削る位ヤスる とあり 確かに少し薄めに仕上げないと台枠と干渉してしまいます。
説明書では 左右動輪外側の寸法は約8.4mmとなっており 台枠との現物合わせで決めるとしてあり、もし 8.4mmに仕上げるには台枠の幅が4.1mm以上ありますから車輪厚は2.15mm以下にしなければなりません。
作例では 車輪厚は2.25mmあり 外寸で約8.75mm程になりましたが、ロッドを付けない状態で ロクハンさんのR45のテスト線や55mm電動ポイントレールも通過出来ていますので問題はないとおもいます。
ランナーに付いた状態でシルバーに塗装しておいたロッドは先端を滑らかにし ロッドピンの穴もヤスリで仕上げて 引っかかりが無いことを確認して組み立て、走行チェックをしておきました。
上廻りは ボイラー内にカットした棒ハンダにシート状の鉛を巻いたウエイトを入れ 破損している後部妻板も補修しておきます。
ナンバープレート 煙室ハンドル 安全弁は 塗装後に接着することにしましたので 先に金色に塗装しますが、キャブ機器のパーツは 両面テープでキャブ床に取り付ける指示がありますので 塗装後に多少塗り分けも出来そうです。
動輪押さえ板のネジで上下を仮固定し、前後のカプラーを差し込んで 一応 組み立て完了とします。