この一年いや、ずっと昔までを振り返る

このブログを始めたのが、昨年の10月ですからすでに一年を過ぎたことになります。

もっと喜びたいのですが、あの首里城が全焼とのニュースを聞き落ち込んでいます。

初回の記事にもありますように、当時、TOMYTECさんから発売になった1/80の簡易軌道の車輌群で遊ぶための、あり合わせの線路で作った小さなレイアウトの制作記録ですが、実は、ナローーゲージとの付き合いはかなり古く、珊瑚模型店さんや乗工社さん等から発売されていた車輌、ストラクチャー、アクセサリー類のキット組み立てや自作車輌の制作を楽しんでいた時代もありました。

いくつかの記事には、当時の製品を再利用したものがありますが、懐かしさと共に物持ちの良さにも我ながら感心してしまいます(苦笑)

今思いますと、安アパート住まいだった身には、塗装が最大のネックとなっていて、現在残されている金属製車輌に未塗装の物が多いのはこの理由によるものですね。

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ナロー最初の自作車輌、ペーパー製で下回りは当時安価に販売されていたバックマン製の米国型貨車を利用していました。 

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珊瑚製、乗工社製の客車と、TOMIX製Cタンク+乗工社キャブセット利用の蒸機です。

 

実に懐かしい模型たちですが、このほかにもホワイトメタルのバリキットや木製の機関庫とかを作っていましたね。

生活環境の変化と共に模型の嗜好にも変化があり、これらの模型はレイアウトで活躍することもなく、最近まで永い眠りについていたのでした。

そして今、この時代の仲間のDLやアクセサリーが簡易軌道に再登場しているわけですが、彼らにもいずれは活躍の場を作ってあげなきゃいけませんね。

 

また、この一年、もう一つ考えていたのが、Nゲージナローで作る簡易軌道です。

1/80では使える建物やフィギュアをはじめアクセサリー類に苦労しますが、いわゆるNゲージでは、ちょっとした加工で使えそうな建物やアクセサリーをはじめ、自走客車キット、牛乳用のタンクローリーを利用したミルクタンク車等、それらしいものが比較的簡単に揃いそうです。

線路、動力はもちろんZゲージ用が使えますし、幸いなことに、数年前に制作したZゲージレイアウトと、Nn3として制作したミニレイアウトの余剰品が活用できそうです。

国鉄駅前の停留所から延びるデルタ線、その先には乳業工場、そんなイメージを狙っています。

実例として、簡単な加工で制作した集乳所(加工所) をご覧ください。

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TOMYTECさんのジオコレ 食品工場の壁面を切り継いで作ってみましたが、少ない労力でそれらしい形なりました。

他にも、牧場はそのままでも利用出来ますし、屋根板を使用させていただいたアドバンスさんにも、木造駅舎等そのままでも使えるものがあり、比較的楽にできるのではともくろんでいます。

とはいえ、先ずは今のレイアウトの完成を目指しますが、条件の悪い制作場所で昨冬の寒さや今夏の異常なまでの暑さに耐え、何とか形になったのは、簡易軌道の魅力に心を奪われたことはもちろんですが、同好S氏のナローレイアウト製作と夏の北海道への旅や、初の軽便祭見学、十勝ではありましたが北海道の酪農を扱った「なつぞら」の放映等々、好条件にめぐまれたからであり、改めてお礼を申し上げ、喜びたいと思います。

とりあえずは、現レイアウトの完成と延長部を含めての設置場所の確保、延長部のプラン決定とベース、路盤工作あたりまで、またひと頑張りいたしまSHOW !